Aさん
受講当時・45歳

2024年度受講

企画職

現在、企画職として働くAさん。社会人になってからは、多くの仕事を経験してきました。WEB制作や運用、広告営業、ブランドマーケなど、自身の選択肢を広げるために、社内の公募制度も活用し業務の幅を広げてきました。しかし40代後半となり、自分のキャリアを見直すと「私って何が強みなんだっけ?」と自分の専門性について考えるようになりました。一度しっかり自身のキャリアを棚卸し、自身のキャリアの強みを言語化したいと考え、キャリアステージを受講しました。

経歴とキャリアステージを選んだ理由

現在の会社に入社以来、これまで様々な事業に携わってきました。WEBサイトの制作や運用、企画編集、広告営業などの部門への異動を経験し、どの事業も楽しく、自分なりに打ち込んできました。
しかし、会社内でジョブ型雇用が導入されると聞いた際、「果たして自分の専門性とは何なのだろう?」と考えるようになったのです。

ちょうど会社でジョブ型の人事制度も始まることになっており、キャリアに対して自分が「受け身」になるのではなく、自分が自分のキャリアを“どうしていきたいのか”をしっかりと言葉で伝えられるようになりたい、と思いキャリアコーチに相談しようと思いました。
キャリアコーチのように、キャリアのプロかつ完全なる第三者から見たときに「私」はどう見えているんだろう?「私」はどういう人なんだろう?というのを知ってみたかったのです。

「ここなら何でも話せる!」コーチに感じた安心感。解決すべきポイントが次々と明確になっていった。

無料体験を始める前からとても期待感はありました。というのも、ホームページで見たときに、様々なタイプのキャリアコーチがいることがわかっていたので、そういう人たちに自分はどう掘り起こされていくんだろう、とワクワクしていたのです。自分のことって勝手に自分で決めつけてしまいがちなので、新しい自分に出会えるのではないか、と。

実際に担当いただいたコーチは本当に話を聞いてくださるのが上手で、「なんでも話していい」という安心感を感じました。
その時の自分は具体的に「これを悩んでます」とはっきり言える状態でなく、なんとなく自分の強みが言語化されない、なんとなく今後のキャリアにモヤモヤしていたので、とりとめもなく自分のモヤモヤをぶつけました。コーチはそれを傾聴してくれつつも、ピンポイントに「Aさんってこう思ってます?」とか「こんなこと悩んでませんか?」とか、私の言葉の大事な部分を拾って問いを投げかけてくれたんです。それが全て自分で「あ、そうかも!」と納得できることばかりで、うまくまとまらない私のモヤモヤの中から、解決すべきポイントを抜き出し、どんどん整理していってくれました。
自分では悩みを解決できる糸口をつかめなかったのですが、コーチが整理してくれたことで思考がすっきりして、これなら有料セッションもやってみるとよりキャリアの解像度が高くなるかもしれない!と思い有料セッションも受けてみることにしました。

コーチが伴走してくれるからやり遂げられる!セッションとワークを通して自分の本質を見つめられるようになった。

コーチとの会話の中で、自分が解決すべきゴールを明確にしました。例えば「自分がこれならできる!と自信をもってキャリアを言語化できるようになる」ということ、「何に熱量をもってこれからの仕事人生を生きていくかをを考える」などです。20代や30代の若いころは目の前にある仕事に一生懸命になれたのですが、40代後半に差し掛かってくると、この後の人生どう生きるか、ということが自分の中では気になっていたので、このセッションを受けた先に「何に自分がワクワクするかを見つけるんだ!」というゴール設定をすることで、コーチングに対して非常に前向きに取り組めるようになりました。
キャリアステージのカリキュラムは思っていたより大変で、かなりしっかりしたワークなのですが、自分がしっかりとゴール設定することで、忙しい毎日の中でも「やり遂げるんだ!」という気持ちが起きましたし、何より一人ではやりきれないところをコーチが優しく伴走してくれるので励みになりました。

ワークの中では、幼少期から自身を振り返るというパートがあるのですが、そのワークはとても興味深いものでした。私は幼少期からどちらかというと周りから“しっかり者”と言われるタイプで、周囲の期待に応えるために一生懸命頑張ってきました。自分自身のやりたいことを突き進む、というよりも、周りに頼まれたことや期待されたことを頑張ってしまう性格。それが少しコンプレックスでもあり、新規事業のような仕事に携わったこともあったのですが、本質としては「周りの期待に応えられる自分でいたい」という志向性があることに改めて気づきました。
「改革することが好きなのか」とか「人を助けることが好きなのか」など、普段仕事をしているときには考えたこともなかったのですが、自分がどういう人なのかを知っていくことで、「私はこういう働き方が向いているんだな」とか「こういう仕事の仕方が好きなんだな」と少しずつ腑に落ちてくるようなってきました。それはすごく面白く、新しい発見となりました。

セッションが後半に近づくと、これから先どうしていくかの「アクションプラン」を作っていきました。自分が今まで頭の中でぐるぐる悩んでいただけだったところから、目に見える“todoリスト”が出来上がっていくのを見て、自分で一歩行動を起こさないといけないんだ!と背中を押されているような気持ちになりました。
キャリアに関する書籍とかも沢山でていると思うのですが本を読んだだけだとここまで自分で動こうとは思えないですし、忙しいと自分一人ではなかなかやりきれないので、やはりコーチの伴走力はすごく効果がある!と思いました(笑)

キャリアコーチングは「選択肢」が見つかる場所。コンプレックスをポジティブに変換したら、1歩踏み出すことができた。

今はまず自分がたてたtodoに対して、1つ1つやっていきたいと思っています。これまでは考えるだけで踏み出せなかった1歩がようやく踏み出せたような感じがします。「やるしかない!」そんな気持ちですね。

自分が動き出せるようになったことの変化もそうですが、気持ちにも変化が出てきたように思います。これまでは沢山の業務を経験したことで、専門的なスキルがついていないんじゃないかと感じていましたが、沢山の業務を経験したからこそ知ったことも沢山ある。物事を俯瞰してみる力だったり、その業務に携わる人の気持ちだったり、わかったこともいっぱいある、と思えるようになりました。コーチからは「いろんなことをどんどんやっていいタイプなんじゃないですか」と声をかけてもらえました。自分のこれまでのキャリアを前向きに捉えて、アピール材料にするということができるようになった。これは私にとって大きな変化だと思います。

キャリアコーチングは「選択肢」がたくさんも見つかる場なんじゃないかなと思います。自己実現の方法は、会社の中だけにあるわけではありません。趣味だったり地域活動だったり、何らかの形で自分のやりたいことを叶える場所っていっぱいあるんですよね。そういった思いもよらない選択肢が見つかるのもコーチングの魅力じゃないでしょうか。
転職エージェントに相談にいき、無料相談もできるのですが、私は仕事のことだけでなく、7回のセッションを通して自分の「生活」の部分も見直せるようになりました。仕事も頑張りたい、そして人生も楽しみたい!と思っている人はコーチングをぜひ試してみてほしいですね。

ベネッセのキャリアコーチング「CAREER STAGE」では、労働市場に詳しく、あなたの「強み」「市場価値」多角的、客観的に分析する一流コーチが在籍しています。IT、営業、企画etc…様々な業界・領域の相談OK!多様なキャリア・年齢・経験を持ち、厳しい採用基準を通過したコーチがあなただけのコーチとして一緒に今後のキャリアを考えます。ぜひ一度無料体験でキャリアのモヤモヤを相談してみてください!

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