
Iさん
受講当時・32歳
2024年度受講
企画編集職
3年前に転職し、現在は企画編集職として働くIさん。毎年行われる会社の公募の時期となり、今後のキャリアについて考えるようになりました。今、自分が携わっている仕事がもともと“やりたい”と思っていた仕事とは違うこともあり、自身のキャリアについてモヤモヤしていたので、誰かに相談したいと思っていました。しかし以前、転職時に受けたキャリアカウンセリングがイマイチだったため、“キャリアコーチングって効果あるのかな?”とあまり乗り気ではありませんでした。
そんな中、会社の同僚にキャリアステージを薦められたことがきっかけで、2日間の短期自己理解プランを受けてみることにしました。
経歴とキャリアステージを選んだ理由
もともと学生時代に日本文学について学んでいたことから、「国語」に関する仕事に就きたいと考えていました。しかし、今の仕事は国語とは関係のない業務です。現在の業務が決して嫌いなわけではないのですが、やっぱり国語に関する仕事につきたいと思うようになりました。しかし、“国語”という分野の中で「私は何がやりたいんだろう」「中長期的にどんなキャリアを築きたいんだろう」ということはあまりわかっていませんでした。社内では次年度の組織発表や公募の募集が始まり、このタイミングでキャリアについてしっかり考えたいと思っていたところ、会社の同僚から「キャリアステージがとてもよかったよ」と勧められました。
実は3年前に今の会社に転職する際、インターネットで見つけた無料のキャリアカウンセリングを活用したことがありました。その時、カウンセラーの方が私の意図していなかった方向へ話を進めてしまい、終わった後あまりスッキリできなかったのです。そんな経験もあり、最初は「キャリアコーチングも同じなんじゃないか」と思ったのですが、同僚からの勧めもあり、あまり自分の悩みを引き延ばすのも良くないと思い、2日間の自己理解プランを受講してみることにしました。
自分の狭い視野が広がった。2日間の中に、自己理解が深まるワークがいっぱい!
実際に受けてみた結果ですが、本当にやってみてよかった!というのが一番の感想です。
最初のワークで「自分が抱えているモヤモヤした気持ち」を書き出してみました。「国語と言っても、その中でどの分野を自分がやりたいと感じているのかわからない」「一度その道を選択すると、もう戻れないんじゃないか」といった今の不安を並べてみたのです。その私のモヤモヤを見て、市川コーチが「興味があるのであれば一度その仕事を“やってみる”と想像してみてください。その仕事に携わったことが自身のキャリアを構成する一要素として満足している自分をイメージできますか?」という問いをくださったんです。
その時、「はっ」と気づいた感じがありました。私は今まで自分のキャリアを「1年後」とか「来年度」とか、すごく短いスパンでしか考えてこなかったのです。自分が好きな仕事をずっとやっていく"というイメージは持っていました。ただ、その仕事の中には実は色々な学ぶべき専門領域やステップがあって、それらを経験することが長い目で見たときには成長につながるはずです。しかし、ずっと狭い視野で考えてしまっていました。その時、自分の視野が急に広がった感じがしました。
さらに、幼少期から自分を振り返るというワークでも新しい発見がありました。私は学生時代から周囲の人に流されやすい傾向があり、部活動などでも周囲がやる気がないと自分もモチベーションを下げてしまうタイプです。これまでそれを自分の欠点だと思っていましたが、コーチからは「その性格を使っていい方向にも持っていけるのでは?影響を受けやすいということは、いい影響も受けやすいということですよね」とアドバイスをいただきました。ネガティブだと思っていたことをポジティブに変換することもできるんだ!という気づきがあり、また嬉しさも感じました。
自分のモチベーションの源泉を知り、公募制度に挑戦することに!
この自己理解プランの良さは何といっても「自分の強み」がはっきりするところだと思います。私は職務経歴書を書く時も「こんな小さな成果を職務経歴書に書いていいのかな…」と迷ってしまう性格。しかし、セッションを通じて、私がこれまでの仕事の中で大事にしてきた「課題の本質を突き詰めて改善する」とか「軸をもって仕事に向き合う」といったところも強みの一つだと認識できるようになりました。大きな数字を出すことだけが成果ではないんだと自信が持てました。
2日間のセッションを通じて、「自身の好きな分野に携わっていくこと、それが成長につながっていること」が自分のモチベーションの源泉だと理解できるようになりました。そして「自分の本来やりたかった仕事に、社内の公募制度を使って挑戦してみたい」という気持ちが湧いてきました。
「動いて後悔したらどうしよう…」と思っている心配性な私に、コーチが「合わないと思ったらまた違う場所へ行くこともありだし、そんなに心配しなくて大丈夫ですよ!」と背中を押してくれました。
セッション後には働き方の変化も実感!キャリアステージでの経験が今後のキャリアにも生きてくるはず!
受講後は自分の強みの背景が分かってきたので、新しいプロジェクト等に関わるときや企画を立てるときに、「こういう考え方でやっていこう」とか「自分の強みをこういうところで出していこう」と考えられるようになってきました。また、周囲に影響を受けてしまう部分もわかったので、良い影響は受ける、悪い影響は受けないように、と判断するようになってきました。今は具体的に仕事の仕方が変わっていくのをすごく感じています。私は今の仕事が自分の本当にやりたい仕事とは違い、もやもやすることありましたが、業務の中で生じる第三者とのコミュニケーションや調整は、今後のキャリアでも生かすことができるし、意味があると捉えられるようになりました。
これから先も何かキャリアについて迷ったり悩んだとき、キャリアステージでのセッションを思い出し、自分らしいキャリア選択できるのではないかと思っています。
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